坐骨神経痛でお尻だけが痛い
坐骨神経痛というのは病名ではありません。
頭痛や腹痛といった「症状」のことで、お尻の辺り~太ももの裏側の痛みや痺れ、麻痺、張り、冷感や灼熱感、締め付け感のことを指します。
それらの症状を感じる代表的な場所は、お尻、太ももの後ろ側、ふくらはぎで一部分だけに強く感じることもあれば下肢全体に強く感じることもあります。
一部分だけに強く感じるパターンもあるので、坐骨神経痛でお尻だけが痛いという症状も分かります。
坐骨神経痛を引き起こす原因はお尻のコリが原因かも
坐骨神経痛を引き起こす原因は様々ですが、一日中パソコンに向かう等のデスクワークが中心の仕事についている長時間座りっぱなしの方は要注意です。
長時間座り続けるとお尻の筋肉が緊張してこわばります。
特にこわばりやすいのは梨状筋という筋肉です。
この梨状筋は股関節を外に回したり座って足を開くときなどに使う筋肉です。
坐骨神経痛は梨状筋の下を通っているのです。
梨状筋がこわばっていると坐骨神経を圧迫してしまいます。
その結果痛みや痺れ等の症状が出てくるのです。
又、梨状筋は運動などによって炎症等の障害を起こすと坐骨神経を刺激してしまうこともあります。
中高年になり時間に余裕ができ運動を始めたところ、坐骨神経痛を引き起こしたというケースもあります。
坐骨神経痛の原因が梨状筋の緊張によるものならば、その緊張を緩めることで症状を和らげることが出来ます。
まとめ
軽度のうちならストレッチなどで予防や改善したりすることもできます
。
強い痛みや歩きにくいといった症状の場合は、悪化させてしまうことがあるので直ちに中止して医療機関を受診してください。
デスクワークや立ち仕事で同じ姿勢を続けることが多い人は、ときどきストレッチをしましょうね。